Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「秘密の生活、友人にばらす」と脅すメールが国内で流通 - 英文スパムを翻訳か

「パソコンにマルウェアを感染させ、内蔵カメラでアダルト動画を閲覧している姿を撮影した」「同僚や友人にばらされたくないなら、仮想通貨を払え」——あたかも受信者の私生活に関する情報を持つかのように振る舞い、金銭を要求する悪質な詐欺メールが9月18日ごろから国内で出回っている。

注意喚起を行ったJPCERTコーディネーションセンターによれば、詐欺メールは、「あなたの秘密の生活」「セキュリティ警告」「アカウントの問題」「読んだ後に電子メールを削除!」といった件名で送信されているもの。

これら詐欺メールの本文では、アダルト動画を見ようとした受信者の端末にマルウェアを感染させ、パソコンに内蔵されたカメラで人には知られたくない私生活を撮影したなどと記載。

端末内部より収集したメールアドレスやSNSに動画を送りつけるなどと脅し、データの消去と引き換えに550ドル相当のBitcoinを支払うよう持ちかける。

これに先立ち、同様の内容が記載された英文のスパムメールが7月21日ごろより流通しており、日本語に翻訳されて国内に出回っているものと見られる。

こうした脅迫メールでは、送信者が実際に受信者のデータを持っているかのよう信じ込ませるため、受信者が実際に利用しているパスワードをメールに記載するケースもある

同センターでは、類似したメールを受信した場合も、要求には応じず冷静に対処するよう呼びかけている。

20180920_jp_001.jpg
確認された日本語による詐欺メール(画像:JPCERT/CC)

(Security NEXT - 2018/09/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

フィッシング対策協議会、「フィッシング対策ガイドライン」を改訂
先週注目された記事(2024年5月26日〜2024年6月1日)
実際に確認された巧妙な「ビジネスメール詐欺」 - IPAが事例集
ドコモメールになりすまし警告機能 - 「DMARC」未導入も対象
無許可の患者情報持ち出し、サポート詐欺被害から発覚 - 近大病院
サポート詐欺被害で情報流出の可能性 - 高齢・障害・求職者雇用支援機構
まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
2024年1Qのセキュ相談、「サポート詐欺」「不正ログイン」が過去最多
セキュリティ相談、前四半期比46.9%増 - 「偽警告」が倍増