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MS、EOL迎える53万台超の「WS 2008」を1年半後には「ゼロ」目指す - Azure再ホストなら3年間パッチ無料

さらに利用者においてリファクタリングなどの期間を十分確保できるよう、2023年1月までセキュリティ更新を提供する3年間の「延長セキュリティ更新プログラム」を用意。同プログラムにおける1年あたりのサポート料金は、まもなく発売される「Windows Server 2019」のライセンスフィーにおける75%となる見込み。

ただし、「Windows Server 2008」のワークロードを「Azure」上で再ホストする場合は、同プログラムを無料で提供するとしており、同社ではこうした施策を通じて今後5年間に「Windows Server 2008」環境の約半数を「Azure」へ移行させたい考えだ。

移行にあたっては、パートナー57社とともに「マイクロソフトサーバー移行支援センター」を設置。総合窓口で相談を受け付け、移行に向けたアセスメントや支援策の提供など進めていくほか、技術者の育成やセミナーなどを展開していく。

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マイクロソフトサーバー移行支援センターの概要(図:マイクロソフト)

(Security NEXT - 2018/08/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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