Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

CMSの「Zenphoto」にコード実行の脆弱性 - 最新版で修正

アルバムなどを作成できるコンテンツマネジメントシステム(CMS)の「Zenphoto」に任意のコードを実行されるおそれがある脆弱性が明らかになった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、ローカルファイルインクルージョンの脆弱性「CVE-2018-0610」が明らかになったもの。

同ソフトの管理者権限が必要となるが、悪用されると任意のコードを実行されたり、情報漏洩が生じるおそれがある。

同脆弱性は、浅井健氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。開発チームでは、最新版となる「同1.5」で修正を行ったという。

(Security NEXT - 2018/06/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ