宛名印刷時の操作ミスで個人情報を誤送信 - JNSA
日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、同協会が販売するカードゲームの注文者の個人情報を誤ってメールで送信するミスが発生したことを公表した。
同協会によれば、5月10日に関係ない他注文者の個人情報9人分が含まれるメールを、誤って注文者17人へ送信してしまったもの。注文者の氏名や住所、電話番号のほか、記入している場合は所属などが含まれる。
注文者へ発送するための宛名ラベルを差し込み印刷する際、「Word」のメニュー選択において、文書の印刷ではなく、メール一括送信の機能を誤って選択してしまったという。
印刷対象の「Wordファイル」にメールアドレスのデータは含まれていなかったが、データの取り込み元である「Excelファイル」にメールアドレスが保存されており、それらメールアドレスに対してOutlook経由で送信が行われた。
注文者からの指摘で誤送信が判明。マルウェア感染などの可能性も含め、セキュリティベンダーによる調査も実施したが、誤操作が原因であることを確認した。
同協会では、送信先に対して個別に連絡を取り、謝罪。事情を説明して削除を依頼した。今後は差し込み印刷を利用する際の作業を見直すなど、再発防止を図るとしている。
(Security NEXT - 2018/05/16 )
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