Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

【速報】「Adobe Acrobat/Reader」に深刻な脆弱性 - 週明けに定例外パッチを公開予定

Adobe Systemsは、「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」に深刻な脆弱性が存在するとし、定例外のアップデートを週明けに急遽リリースすることを明らかにした。

同社によれば、米時間5月14日に「Windows」や「Mac」向けにセキュリティアップデートを提供する予定だという。

重要度は、3段階中もっとも高い「クリティカル (Critical)」。適用優先度は、72時間以内を目安に適用することを推奨する3段階中もっとも高い「1」とレーティングしている。

20180512_as_001.jpg
影響を受けるバージョン(表:Adobe)
お詫びと訂正:本記事初出時の記載で、アップデートに「Linux」が含まれるとありましたが誤りでした。ご迷惑をおかけした読者、関係者のみなさまにお詫びし、訂正いたします。

(Security NEXT - 2018/05/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Cisco Meraki 」にDoS脆弱性 - SSL VPN処理で強制再起動
「IBM QRadar SIEM」に複数脆弱性 - 修正パッチをリリース
ゲームサーバ管理ツール「Pterodactyl Panel」に脆弱性 - 悪用の動きも
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「GeoTools」にXXE脆弱性 - 「GeoServer」なども影響
「Roundcube」にアップデート - 前バージョンの不具合を解消
Trend Microの暗号化管理製品にRCEや認証回避など深刻な脆弱性
マルウェア対策ソフト「ClamAV」に深刻な脆弱性 - パッチが公開
脆弱性スキャナ「Nessus」のWindows版エージェントに複数脆弱性
「Veeam Backup & Replication」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正