Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「EC-CUBE」に固定したセッション利用する脆弱性 - 修正がリリース

オープンソースのeコマースシステムである「EC-CUBE」に、固定したセッションを用いる脆弱性が含まれていることが明らかになった。

同ソフトウェアのフロント画面において、固定したセッションを用いる脆弱性「CVE-2018-0564」が存在することが明らかになったもの。改ざんしたセッション情報を用いてログインしているユーザーになりすまされた場合、任意の操作を実行されるおそれがある。

開発元のロックオンでは、脆弱性単体では大きな影響を及ぼすことがないとし、緊急度を「低」とレーティング。悪用なども確認されていないという。

脆弱性を修正したアップデートやソースコードがリリースされており、同社やセキュリティ機関では対策を講じるよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/04/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Airflow」に脆弱性 - 接続情報が漏洩するおそれ
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
Fortraのファイル転送ソフト「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「SolarWinds WHD」に深刻な脆弱性 - 過去の修正をバイパス
「Chrome」にアップデート - 「V8」に関する脆弱性3件を修正
「MS Edge」の脆弱性3件を修正 - 一部「クリティカル」との評価も
GitLabがセキュリティアップデート - 脆弱性9件を修正