スマートスピーカー経由の個人情報漏洩、約6割弱に危機感
人工知能(AI)を利用したスマートスピーカーについて、6割近くが会話以外の個人情報についても、漏洩することへ危機感を感じていることがわかった。
ジャストシステムが、2月26日から3月4日にかけてインターネットによるアンケート調査を行い、結果を取りまとめたもの。15歳から69歳の男女1100人を対象に実施し、そのうち「スマートスピーカーを知っている」と回答した814人が、スマートスピーカーのセキュリティに関する質問に答えた。
スマートスピーカー経由の「会話情報」が漏洩することに危機意識を持っているか聞いたところ、「危機意識を持っている(21.9%)」「やや危機意識を持っている(32.2%)」とあわせて54.1%にのぼった。
さらに「会話情報以外の個人情報」が漏洩することへの懸念については、「危機意識を持っている(23%)」「やや危機意識を持っている(35.4%)」をあわせると58.4%となり、6割近くの回答者が危機意識を持っていることがわかった。
また外部からの不正アクセスなどによる家電などの乗っ取りについては、64%が危機意識を持っていると回答している。

スマートスピーカーのセキュリティに対する意識調査(グラフ:ジャストシステム)
(Security NEXT - 2018/03/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
IoT製品セキュラベル制度「JC-STAR」、申請受付を開始 - 特別料金も
NICTがシンポジウム開催 - 研究報告や女性活躍のパネルも
欧州IoTセキュリティ法規への準拠を支援 - NRIセキュア
OT製造現場のリスク把握とセキュリティ対策を支援 - MIND
【特別企画】最新アイデンティティ管理でビジネスを加速 - 導入企業が語る魅力
IoT製品のセキュ評価制度「JC-STAR」 - 4レベルで認証、取消もあり
GL-iNet製ルータに複数の深刻なRCE脆弱性 - 早急に更新を
「情報セキュリティ白書2024」が発売 - PDF版も提供開始
MS、7月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
総務省、「スマートシティセキュリティガイドライン第3.0版」を策定