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ポルシェジャパンに不正アクセス、顧客情報2.8万件が流出 - 独親会社からの指摘で判明

ポルシェジャパンは、委託先が顧客の個人情報を管理するサーバが不正アクセスを受け、顧客情報2万8722件が外部へ流出したことを明らかにした。

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不正アクセスを公表したポルシェジャパンのウェブサイト

同社によれば、委託先のサーバにおいてウェブアプリケーションが不正アクセスを受けたもので、一部顧客情報が流出した。

同社では、流出した顧客情報の範囲など、詳細について調査を進めている。

流出が確認されたのは、2000年から2009年にかけて同社にカタログを請求した顧客に関する2万3151件のメールアドレス。

同じデータベースには、氏名や住所、電話番号、性別、生年月日、職業、年収、所有車情報、希望車種、購入予定、販売店名なども含まれており、これら情報も流出した可能性がある。

さらに2015年7月に実施したキャンペーンの応募者に関するメールアドレス5568件が流出。氏名なども含まれている可能性がある。そのほか3件のメールアドレスも流出が確認されたが、いずれのメールアドレスについても、不審なメールが届いたといった指摘は受けていないという。

(Security NEXT - 2018/02/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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