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Apple、「macOS High Sierra 10.13.3」などMac向けにセキュリティアップデート

Appleは、Mac向けに複数の脆弱性を解消するアップデートをリリースした。

「macOS High Sierra 10.13.3」「Security Update 2018-001 Sierra」「Security Update 2018-001 El Capitan」を提供開始したもの。これらアップデートを通じてあわせて17件の脆弱性に対処した。

カーネルに関する脆弱性6件や「WebKit」に関する脆弱性3件のほか、Wi-FiやBluetooth、証明書の処理、サンドボックス、音声処理、curlなどの脆弱性に対応したという。

また同社は、最新ブラウザとなる「Safari 11.0.3」をあわせてリリースしている。今回修正した脆弱性は以下のとおり。

CVE-2017-5754
CVE-2017-8817
CVE-2018-4082
CVE-2018-4084
CVE-2018-4085
CVE-2018-4086
CVE-2018-4088
CVE-2018-4089
CVE-2018-4090
CVE-2018-4091
CVE-2018-4092
CVE-2018-4093
CVE-2018-4094
CVE-2018-4096
CVE-2018-4097
CVE-2018-4098
CVE-2018-4100

(Security NEXT - 2018/01/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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