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Lenovoの「RackSwitch」「BladeCenter」にバックドア - 買収前の2004年から存在

問題が明らかとなった「ENOS」は、もともとNortel Networksの製品。同社が2004年に同機能を追加し、OEM事業者などへ提供していた。

その後同社では関連部門をスピンアウトし、BLADE Network Technologiesを設立。2010年のIBMによる買収を経て、2014年にLenovoが取得している。

Lenovoでは、今回の機能についてセキュリティ上の問題があるとし、ENOSの問題部分をソースコードから取り除き、影響のある製品向けに更新ファームウェアを用意したという。

また同社では、アップデートをすぐに適用できない場合は、緩和策を講じるよう利用者へ注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/01/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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