Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Lenovoの「RackSwitch」「BladeCenter」にバックドア - 買収前の2004年から存在

問題が明らかとなった「ENOS」は、もともとNortel Networksの製品。同社が2004年に同機能を追加し、OEM事業者などへ提供していた。

その後同社では関連部門をスピンアウトし、BLADE Network Technologiesを設立。2010年のIBMによる買収を経て、2014年にLenovoが取得している。

Lenovoでは、今回の機能についてセキュリティ上の問題があるとし、ENOSの問題部分をソースコードから取り除き、影響のある製品向けに更新ファームウェアを用意したという。

また同社では、アップデートをすぐに適用できない場合は、緩和策を講じるよう利用者へ注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/01/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Ivanti Workspace Control」に複数脆弱性 - アップデートを公開
新規セキュリティアドバイザリ14件を公開 - SAP
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「GitLab」に複数脆弱性 - 早急にアップデートを
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正
「Chrome」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートで解消
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意