Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アップデートで「Java SE」の脆弱性21件を解消 - Oracle

Oracleは、定例更新である「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を公開し、「Java SE」に関する脆弱性21件を解消した。

今回のアップデートでは、CVEベースで21件の脆弱性を解消した。共通脆弱性評価システム「CVSS v3」においてスコアが「7.0」以上で「緊急」または「重要」とされる脆弱性は5件。21件のうち18件に関してはリモートより攻撃が可能だとしている。

脆弱性により異なるが「同8 Update 152」のほか、すでにサポートが終了している「同7 Update 161」「同6 Update 171」および以前のバージョンが影響を受けるという。

同社では、脆弱性へ対処した「同8 Update 161」「同9.0.4」をリリース。JPCERTコーディネーションセンターなど関連団体なども同版以降へアップデートするよう呼びかけている。

20180117_or_001.jpg
「CVSS v3」のスコアが「7.0」以上の脆弱性(表:Oracle)

(Security NEXT - 2018/01/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ビデオ会議のZoom、クライアントの複数脆弱性を解消
脆弱性4件を修正、「rsync」の深刻な脆弱性も解消 - GitLab
「PAN-OS」「GlobalProtect App」など複数製品の脆弱性を解消 - Palo Alto
「EPM」や「EPMM」などIvanti複数製品に脆弱性 - 悪用は未確認
Adobe製フォーム作成管理ツールに悪用リスク高い脆弱性
「Adobe ColdFusion」に深刻な脆弱性 - 緊急アップデートを
MS、7月の月例セキュリティパッチを公開 - 前月の約2倍
「Citrix CVAD」「Citrix DaaS」に脆弱性 - 「VDA」の更新呼びかけ
「FortiWeb」に認証不要でコマンド実行が可能となるSQLi脆弱性
「OpenSSL 3.5.1」がリリース - コピペミス起因脆弱性を解消