アップデートで「Java SE」の脆弱性21件を解消 - Oracle
Oracleは、定例更新である「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を公開し、「Java SE」に関する脆弱性21件を解消した。
今回のアップデートでは、CVEベースで21件の脆弱性を解消した。共通脆弱性評価システム「CVSS v3」においてスコアが「7.0」以上で「緊急」または「重要」とされる脆弱性は5件。21件のうち18件に関してはリモートより攻撃が可能だとしている。
脆弱性により異なるが「同8 Update 152」のほか、すでにサポートが終了している「同7 Update 161」「同6 Update 171」および以前のバージョンが影響を受けるという。
同社では、脆弱性へ対処した「同8 Update 161」「同9.0.4」をリリース。JPCERTコーディネーションセンターなど関連団体なども同版以降へアップデートするよう呼びかけている。

「CVSS v3」のスコアが「7.0」以上の脆弱性(表:Oracle)
(Security NEXT - 2018/01/17 )
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