「Apache Airflow」に脆弱性 - 接続情報が漏洩するおそれ
ワークフロー管理ツール「Apache Airflow」に脆弱性が明らかとなった。8月にリリースしたアップデートで修正済みだという。
「同3.0.3」においてアクセス制限がバイパスされ、外部接続の認証情報が権限なしに参照されるおそれがある脆弱性「CVE-2025-54831」が明らかとなったもの。
本来、機密フィールドとして管理される接続情報については、編集権限を持つユーザーのみ参照できるが、読み取り権限を持つユーザーからユーザーインタフェースやAPI経由で閲覧できることが判明した。
開発チームでは、脆弱性の重要度を4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」と評価。米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)では共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「7.5」とし、重要度を「高(High)」としている。
開発チームは、現地時間2025年8月9日にリリースした「同3.0.4」で修正済みであると説明。利用者にアップデートを呼びかけている。
(Security NEXT - 2025/09/29 )
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