MS、ゼロデイ脆弱性の修正含む月例パッチを公開 - 公開済み定例外パッチにも注意を
マイクロソフトは、2018年1月の月例セキュリティ更新を公開し、「Adobe Flash Player」に関する脆弱性を除き、CVEベースで23件の脆弱性に対処した。ただし、1月3日にも脆弱性32件を修正する定例外のパッチを公開しており、あわせて注意が必要だ。

マイクロソフトのセキュリティ更新プログラムガイド
今回のアップデートでは、「Windows」や同社ブラウザの「Internet Explorer」「Microsoft Edge」をはじめ、「Office」「SQL Server」「.NET Framework」「.NET Core」「ASP.NET Core」「Chakra Core」に関する脆弱性を修正した。
脆弱性の最大深刻度は、4段階中もっとも高い「緊急」の脆弱性が1件。次いで深刻度が高い「重要」が20件。「警告」「注意」がそれぞれ1件だった。
脆弱性によって影響は異なるが、悪用されると、リモートからのコード実行や権限の昇格のほか、セキュリティ機能のバイパス、サービス拒否、情報漏洩、改ざん、なりすましなどが生じるおそれがある。
(Security NEXT - 2018/01/10 )
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