Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

チューリッヒ、IoT化進む製造業向けにサイバー保険 - 製造ライン停止による逸失利益など補償

ソフトウェアやデータ、システムなど「デジタル資産」の破壊が生じた際における交換費用、個人情報以外の情報漏洩に起因する対応費用、サイバー攻撃にさらされた際に負担する費用などもカバー。

制御システムにおけるハードウェアを含めた補償についてはケースバイケースとなり、契約時に個別に相談、引受範囲を決定するとしている。

単一の契約で国内外子会社を含めて一元的に付保することも可能。国ごとに異なる法規制や税制のほか、契約情報、事故内容を確認できる「インターナショナル・プログラム」を提供し、同社では国外に工場拠点を持つ製造業などにアピールしていきたい考え。

保険期間中における損害賠償、費用補償の填補限度額は最大25億円まで設定することが可能。保険料は、填補額や直近の売上高、所在地、事故の発生状況などにより決定する。

(Security NEXT - 2017/12/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「サイバーセキュリティ関係法令 Q&Aハンドブック」が改訂
ファイル転送サービス「Kozutumi」を提供開始 - ハートビーツ
リスクマネジメント分野の新会社を設立 - NTT東ら
レノボ、テレワーク保険を付帯した「ThinkPad」シリーズを発売
複数ソースのログを分析、課題と対策をレポートするサービス - 網屋
UTMにオンサイト対応を付帯した中小企業向けサービス - CSP
中小企業向け「サイバーセキュリティお助け隊サービス」に新サイト
「LIQUID eKYC」、「収入証明書」や「健康診断書」の撮影に対応
東京商工会議所、会員向けセキュ対策でコンソーシアムを発足
グローバル拠点のサイバーリスクを評価するサービス - 東京海上日動