マルウェア亜種の減少傾向続く - 一方でスパムは増加
マルウェア亜種の減少傾向が続いている。一方でスパムの割合は上昇しており、2015年3月以来の高い水準となった。
あらたに観測されたマルウェアの亜種(グラフ:Symantec)
米Symantecが、同社における11月の観測状況を取りまとめたもの。同社が同月に確認したあらたなマルウェアの亜種は4340万件。
9カ月ぶりに5000万件を割った前月をさらに下回った。2017年2月には1カ月あたり9410万件が確認されたが、以降は減少傾向が続いている。
マルウェアの感染を狙ったメールの割合は、505件に1件。355件に1件だった前月から改善した。2カ月連続の減少となるが、700件に1件ほどだった2017年第1四半期と比較すると依然として高い割合で送信されている。
(Security NEXT - 2017/12/18 )
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