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マルウェア亜種の減少傾向続く - 一方でスパムは増加

一方、同社が扱ったメールに占めるスパムの割合は55.5%。前月から0.6ポイント上昇し、2015年3月以降でもっとも高い割合となった。

背景には、ブラックフライデーやサイバーマンデーなど、同時期にオンラインショッピングの機会が増えることから、スパムも増加する傾向があるという。フィッシングの比率も2560件あたり1件と、3183件に1件だった前月から増加した。

また今回、ブラックフライデーからサイバーマンデーの週末にかけて、「Necurs」ボットネットが大量のスパムを送信していたことが確認された。同攻撃では、ランサムウェアの拡散が試みられたという。

(Security NEXT - 2017/12/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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