Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

スキャンした答案用紙を模範解答と誤り配信 - 佐賀県の高校

佐賀県は、県立高校の教員が、データ化した生徒の答案用紙を模範解答と誤り、生徒に配信していたことを明らかにした。

同県教委によれば、10月19日に高校の教員が自分が作成した模範解答のファイルと誤り、関係ない答案用紙を生徒に配信したもの。19日に高校の生徒が気付き、教員に伝えたことで判明した。

問題のファイルは、県立中学校の採点済みの答案用紙39人分。前日18日に中学校教員がスキャンし、校内のLAN上に保存したままだったという。

誤って配信された答案用紙のファイルについて、11人が自分の学習用パソコンに保存し、6人がファイルを閲覧していた。外部への流出はないという。保存したファイルは、職員の立ち会いのもと削除した。

答案用紙が漏洩した生徒には説明と謝罪を行い、保護者に対しては電話または家庭を訪問し、謝罪したとしている。

(Security NEXT - 2017/10/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

採用職員の健診関連情報含む名簿を誤送信 - 奈良県
児童や保護者の個人情報含むファイルを保育施設にメール誤送信 - 龍ケ崎市
座席表とまちがえて採点前の答案用紙を誤送信 - 都立高
中学校特定生徒の個人情報を保護者連絡アプリで一斉送信 - 甲賀市
ML向けメールが社外へ、設定ミスなどで - オリコンNewS
資料スキャンのつもりが同報ファックスによる誤送信に - 印西市
サマースクール保護者説明会の案内メールを誤送信 - 藤沢市
情報解禁前資料を第三者へメールで誤送信 - 読売テレビ
入札準備段階の機密情報含むデータを誤送信 - 名古屋市
町史購入者向けのメールで送信ミス - 利府町