Apple装うフィッシングが再発 - 「Apple IDをロック」とだます手口
フィッシング対策協議会は、Apple IDの利用者を狙うフィッシング攻撃が確認されたとして注意を呼びかけている。
iCloudへのログインや、データのダウンロードを確認し、Apple IDをロックしたなどとだまして不安を煽り、誘導先の偽サイトより、アカウント情報や個人情報をだまし取るフィッシング攻撃が発生しているもの。
実際にはアクセスなど行われていないにも関わらず、フィッシングメールではアクセス元としてiCloudのバージョンやIPアドレスなどを記載。あたかも実際に不審なアクセスが行われたかのように装っていた。
10月23日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。Appleを装うフィッシング攻撃はたびたび確認されており、同協議会では類似した攻撃に注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/10/23 )
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