会員サイトへPWリスト攻撃、一部改でざんやポイント使用 - ロート製薬
ロート製薬が運営するサイトが不正アクセスを受けた問題で、「パスワードリスト攻撃」が原因であることがわかった。一部でポイントの不正利用なども明らかになっているという。
同社によれば、9月7日16時ごろ、運営する情報提供サイト「ココロートパーク」において、本来の利用者とは異なる第三者が不正にログインを試みる「パスワードリスト攻撃」を受けたという。
当初、会員32人のログインIDとパスワードが閲覧された可能性が判明していたが、その後も断続的に攻撃が発生。同月14日までに387件のIDが不正ログインを許し、ログインIDの改ざん、ポイントの不正使用などそれぞれ1件づつ確認されたという。
同社では、不正ログインされた会員へ個別に連絡を取るとともに、被害防止のため、全会員を対象にパスワードのリセットを実施。
今後はパスワードルールを強化し、不正アクセスを検知、遮断するプログラムをあらたに導入するなど、対応を進める。
(Security NEXT - 2017/09/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「エン転職」にパスワードリスト攻撃 - 約25万人がアクセス許す
英語検定試験「TOEIC」の申込サイトに大量のログイン試行
「ショップチャンネル」で不正ログイン注文 - 「後払い」を悪用
止まぬPWリスト攻撃 - 他所情報流出の影響で増加傾向も
ニトリにPWリスト攻撃、スマホアプリ経由で - 約13万アカウントがログイン許した可能性
サンドラッグの複数関連サイトにPWリスト攻撃
看護関係者向けサイトへのPWリスト攻撃、調査結果が明らかに - 試行回数は6882万件
看護関係者向け会員サイトにPWリスト攻撃 - P不正交換も
ブラザー会員サイトで不正ログイン、P交換被害も - 3月末からアクセス急増
ふるさと納税支援サイトにPWリスト攻撃 - 2000以上のIPアドレスから