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「Foxit Reader」の脆弱性、アップデートで修正

PDFビューワーソフト「Foxit Reader」に2件の脆弱性が見つかった問題を受け、Foxit Softwareはアップデートをリリースした。

「Foxit Reader」および「PhantomPDF」に2件の脆弱性「CVE-2017-10951」「CVE-2017-10952」が判明したことから、同社ではぞれぞれ脆弱性を修正した「同8.3.2」をリリースしたもの。当初8月25日に公開予定としていたが、リリースは翌26日となった。

これら脆弱性に関し、当初同社では「保護モード(Safe Reading Mode)」を利用することで脆弱性の悪用を防げるとして修正しない方針を示していたが、Zero Day Initiative(ZDI)がゼロデイ脆弱性として公開後、方針を転換していた。

(Security NEXT - 2017/08/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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