Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Bitcoinの取引停止を前倒し - 日本仮想通貨事業者協会

日本仮想通貨事業者協会(JCBA)は、Bitcoinの分岐危機に関して、7月23日にソフトフォークが発生することを受け、受け入れや引き出し受付など取引の停止を当初より前倒しすると発表した。

プロトコルの分岐について、当初予想されたソフトフォークが7月23日に発生することになったことから、同協会加盟業者13社における受入や引出受付といった取引の停止措置についても、ソフトフォークの発生前に実施するもの。

またハードフォークによる分岐についても、8月1日に発生する可能性が引き続きあるとしており、分岐すればあらたに形成されるブロックチェーンによって「Bitcoin」と同等数のあらたな仮想通貨「Bitcoin Cash」が派生すると見られている。

「Bitcoin Cash」の帰属や取り引きといった取り扱いについては、同協会の各会員の規約で定められるとし、顧客へアナウンスなど実施するよう同協会では会員企業へ求めている。

(Security NEXT - 2017/07/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
幼稚園登降園管理システムが迷惑メールの踏み台に - 爆破予告も
GitHubアクション「reviewdog」で改ざん被害 - SC攻撃の起点に
【特別企画】なぜ今「ASM」が注目されるのか - 攻撃者視点こそ防御のかなめ
2024年4Qのセキュ相談 - 「不正ログイン」が45%増
北朝鮮による暗号資産窃取に警戒を - 日米韓が共同声明
約482億円相当の暗号資産窃取、北朝鮮グループの犯行 - 日米当局
「出前館」が3日間にわたりサービス停止 - マルウェア感染で
「偽警告」相談が半減するも油断禁物 - 引き続きサポート詐欺に警戒を