Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「AssetView for MacOS」の一部サーバ側モジュールに複数脆弱性

ハンモックの「AssetView for MacOS」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同9.2.0」以前において、クライアント管理に用いるサーバ側モジュール「ファイル転送Webサービス」に複数の脆弱性が含まれていることが判明したという。

「SQLインジェクション」の脆弱性「CVE-2017-2241」や「ディレクトリトラバーサル」の脆弱性「CVE-2017-2240」が存在。悪用されるとサーバのデータベースを不正に操作されたり、サーバ上のデータを窃取されるおそれがある。

同脆弱性は、リクルートテクノロジーズの西村宗晃氏がJPCERTコーディネーションセンターへ報告したもので、同センターが調整を実施した。

ハンモックでは脆弱性を修正するホットフィクスをリリース。対象となるバージョンを利用している利用者へ適用を呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/07/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

JSライブラリ「React」に深刻なRCE脆弱性 - 早急に対応を
ウェブアプリフレームワーク「Django」に複数脆弱性 - アップデートが公開
「Next.js」にセキュリティアップデート - 「React」脆弱性が影響
米セキュリティ機関、「ScadaBR」既知脆弱性の悪用に警告
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害
「Android Framework」のゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 米当局
「Unbound」のDNSキャッシュ汚染脆弱性 - 追加対策版が公開
「Android」に月例パッチ、脆弱性107件に対応 - 2件ですでに悪用も
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
マルウェア対策製品「Avast Antivirus」に権限昇格の脆弱性