Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe Digital Editions」に複数の深刻な脆弱性

「Windows」「Mac OS」「iOS」「Android」向けに提供されている「Adobe Digital Editions」において、深刻な脆弱性が含まれていることが明らかになった。

リモートよりコードを実行されるおそれがある重要度「深刻」の脆弱性4件が判明したもの。1段階低い「重要」にレーティングされた権限昇格の脆弱性3件や、メモリアドレスが漏洩する脆弱性2件など、あわせて9件の脆弱性が含まれるという。

同社では各プラットフォーム向けに「同4.5.5」をリリース。適用優先度は、3段階中もっとも低く、任意のタイミングによるアップデートを求める「3」とした。

今回のアップデートで修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2017-3088
CVE-2017-3089
CVE-2017-3093
CVE-2017-3096
CVE-2017-3090
CVE-2017-3092
CVE-2017-3097
CVE-2017-3094
CVE-2017-3095

(Security NEXT - 2017/06/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Kibana」にプロトタイプ汚染の脆弱性 - アップデートや緩和策
「Firefox」のJavaScript処理に脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「Auth0」のSDKに脆弱性 - 各プラットフォーム向けにアップデート
「glibc」に深刻な脆弱性 - 2024年のアップデートで修正済み
多要素認証製品「Advanced Authentication」に脆弱性 - 4月更新で修正済み
「macOS」にアップデート - 多数脆弱性を解消
「Node.js」に脆弱性 - 各ブランチ向けにアップデート
「Microsoft Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「Chromium」や「SAP NetWeaver」の脆弱性悪用に警戒を - 米当局が注意喚起
IDと公開鍵を紐づける「OpenPubkey」に署名検証バイパスのおそれ