「Adobe Flash Player」に9件の深刻な脆弱性 - 72時間以内にアップデートを
Adobe Systemsは、深刻な脆弱性を解消した「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデートを公開した。

9件の脆弱性を修正したAdobe Systems
解放後のメモリへアクセスする「use after free」やメモリ破壊など、CVEベースであわせて9件の深刻な脆弱性が判明し、対処したもの。
脆弱性が悪用された場合、リモートでコードを実行され、システムの制御を奪われるおそれがある。
同社は「Windows」「Mac OS X」「Linux」「Google Chrome」向けに脆弱性を解消した「同26.0.0.126」を提供。また「Microsoft Edge」「Internet Explorer 11」向けに「同26.0.0.120」をリリースした。
「Windows」「Mac OS X」やブラウザ同梱版については、適用優先度を3段階中もっとも高い「1」とし、72時間以内を目安にアップデートするよう推奨。「Linux」については、任意のタイミングによるアップデートを求める「3」とレーティングした。
今回のアップデートで修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2017-3075
CVE-2017-3081
CVE-2017-3083
CVE-2017-3084
CVE-2017-3076
CVE-2017-3077
CVE-2017-3078
CVE-2017-3079
CVE-2017-3082
(Security NEXT - 2017/06/14 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Fortinet、「FortiOS」に関する複数の脆弱性を解消
「FortiSIEM」に深刻なRCE脆弱性 - 実用的な悪用コードも
オンライン会議ツール「Zoom」に「クリティカル」脆弱性
米当局、「IE」「Excel」「WinRAR」の脆弱性悪用に注意喚起
「Chrome」にアップデート - 6件のセキュリティ修正
Adobe、13製品にセキュリティパッチ - 脆弱性68件に対応
MS、8月の月例セキュリティ更新で100件以上の脆弱性に対応
「WinRAR」に深刻な脆弱性 - ゼロデイ攻撃で判明
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
Omnissaのメールセキュリティ製品にSSRFの脆弱性 - アップデートが公開