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「Junos OS」などに脆弱性 - 運用スクリプトを許可する環境に影響

Juniper Networksのネットワーク機器向けOS「Junos OS」「Junos OS Evolved」に脆弱性が明らかとなった。脆弱性を修正したアップデートが提供されている。

特定の条件下において、低権限のユーザーがroot権限を取得できる脆弱性「CVE-2026-33793」が確認されたもの。

デバイスにおいて署名されていない「Pythonスクリプト」の実行が許可されている場合、細工したスクリプトにより権限を昇格することが可能。リモートからの実行が許可されている環境では、より大きな影響を及ぼすおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは「8.5」、「CVSSv3.1」では「7.8」、重要度は4段階中2番目にあたる「高(High)」と評価されている。社内で同脆弱性を発見したもので、悪用する攻撃は確認されていないとしている。

同社はアップデートとなる「Junos OS 25.2R1」「同24.4R2」「同24.4R1-S2」「同24.2R2」「同24.2R1-S2」「同23.4R2-S6」「同23.2R2-S4」「同22.4R3-S7」、および「Junos OS Evolved 25.2R1-EVO」「同24.4R2-EVO」「同24.4R1-S1-EVO」「同24.2R2-EVO」「同23.4R2-S6-EVO」「同23.2R2-S4-EVO」「同22.4R3-S7-EVO」にて脆弱性を修正した。

またアップデートを実施するまでの緩和策として、アクセス制限リストやファイアウォールによって、コマンドラインインタフェースに対するアクセスを制限することなどを挙げている。

(Security NEXT - 2026/04/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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