サポート終了でゼロデイ状態の「QuickTime for Windows」、インストーラにも脆弱性
すでにサポートが終了しているAppleのマルチメディアソフト「QuickTime for Windows」のインストーラに、あらたな脆弱性が判明した。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同ソフトのインストーラにおいて検索パスの処理に問題があり、特定のライブラリファイルを読み込む脆弱性「CVE-2017-2218」が存在することが判明したという。
「QuickTime for Windows」は、2016年にサポートしないことをAppleが表明。すでに複数の脆弱性が判明しており、未修正の状態となっている。JVNでは、同ソフトのインストーラに関しても利用しないよう、注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/06/13 )
ツイート
PR
関連記事
「Oracle Fusion Middleware」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
