Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2017年1Qのランサム検出、前四半期から半減 - ウェブ経由のあらたな感染活動も

その一方で、同社によればあらたな感染手法も確認されたという。緩やかに増加しているランサムウェア「Cerber」と「Spora」は、エクスプロイトキットやソーシャルエンジニアリングによって、ウェブ経由でランサムウェアをインストールさせようとしていた。

具体的には、攻撃サイトへアクセスしてきた利用者が使用しているブラウザを判別。脆弱性を攻撃したり、表示に必要なフォントがインストールされておらず、表示が乱れているなどと偽のメッセージを表示し、フォントに見せかけてランサムウェアをインストールさせようとする手口などが確認されている。

(Security NEXT - 2017/05/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
2024年の不正アクセス届出166件 - 脆弱性や設定不備が標的に
先週注目された記事(2025年2月16日〜2025年2月22日)
2024年4Qのセキュ相談 - 「不正ログイン」が45%増
2024年4Qのインシデントは約8%増 - 「FortiManager」脆弱性の侵害事例も
先週注目された記事(2024年12月29日〜2025年1月4日)
先々週注目された記事(2024年12月22日〜2024年12月28日)
先週注目された記事(2024年10月27日〜2024年11月2日)
「偽警告」相談が半減するも油断禁物 - 引き続きサポート詐欺に警戒を