Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「商業登記電子認証ソフト」のインストーラに脆弱性

「商業登記電子認証ソフト」のインストーラに、意図しないライブラリファイルを読み込むおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。

「商業登記電子認証ソフト」は、法人の代表者などに関する電子証明書の取得を支援するソフトウェア。申請や届け出などの手続きをオンラインで行う法人向けに法務省が提供している。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同1.7」において、検索パスの指定に問題があり、意図しないライブラリファイルを読み込む脆弱性「CVE-2017-2177」が含まれていることが判明したという。以前のバージョンも影響を受ける。脆弱性を悪用されると任意のコードを実行されるおそれがある。

橘総合研究所の英利雅美氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整。セキュリティ機関や法務省では、インストールやバージョンアップ時に脆弱性を修正した最新のインストーラ「同1.8」を使用するよう呼びかけている。またインストール済みのアプリケーションは影響を受けず、再インストールなどの必要はないとしている。

同ソフトに限らず、旧版のインストーラ作製ソフトなどを利用した際に脆弱性を作り込んでしまうケースが多数判明しており、JVNでは広く注意を呼びかけている

(Security NEXT - 2017/05/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Adobe Acrobat/Reader」がわずか3日で再更新 - 深刻な脆弱性を修正
「Adobe Acrobat/Reader」にゼロデイ脆弱性 - 悪用を確認、緊急更新を
米当局、「SharePoint Server」「Excel」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiSandbox」に複数の「クリティカル」脆弱性 - アップデートを
MS、4月の月例パッチで脆弱性167件に対応 - 一部で悪用を確認
「Adobe ColdFusion」に悪用リスク高い脆弱性 - 早急に対応を
「FortiClient EMS」など7件が悪用脆弱性リストに追加 - 「Adobe」「MS」関連も
AWS向けMCPサーバに深刻なRCE脆弱性 - 修正状況は不明
「MS Edge」がアップデート - 「クリティカル」含む脆弱性60件を修正
感染確認ツール「EmoCheck」に脆弱性 - Emotet収束、利用停止を