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カスペ、Windows用セキュリティ製品に新版 - サーバでもアプリ実行制御が可能に

カスペルスキーは、法人向けセキュリティ対策製品「Kaspersky Endpoint Security 10 for Windows」の新版となる「同10.3.0.6294」を提供開始した。

同製品は、法人向けのWindows用セキュリティ対策ソフト。パソコンやサーバなど、エンドポイントにおけるマルウェア対策機能のほか、リムーバブルドライブの暗号化機能などを備えている。

新版では、Windows Serverにおいてもアプリケーションの実行制御が可能となった。ホワイトリストとブラックリストが同時に利用できる。また実行ファイルに限らず、ライブラリファイルやドライバ、PowerShellなどのスクリプトをリストへ登録することが可能。

そのほか、USBデバイスのファイル操作監視機能を追加。書き込みや削除などのファイル操作を記録し、操作を行ったユーザー名やUSBデバイス、ファイル名などを確認可能。「Windows 10 Creators Update」にも対応した。価格は、最小構成の10クライアントで3万4992円から。

(Security NEXT - 2017/05/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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