Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、月例パッチでOfficeゼロデイ脆弱性3件を修正 - サイバースパイ組織が悪用

Officeにおいて「EPSファイル」の処理に脆弱性が存在し、脆弱性を狙うゼロデイ攻撃が発生していた問題で、Microsoftは5月の月例パッチで3件の脆弱性を解消した。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」である5月9日の月例セキュリティ更新で、Officeにおいてリモートでコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2017-0261」「CVE-2017-0262」と、権限昇格の脆弱性「CVE-2017-0263」の3件に対応したもの。

セキュリティベンダーより報告を受けた同社では、4月の月例セキュリティ更新で緩和策を提供。「Encapsulated PostScript(EPS)グラフィックフィルタ」をデフォルトでオフにするよう変更したほか、「Microsoft Active Protections Program(MAPP)」を通じてセキュリティベンダーと情報を共有していた。

これら脆弱性は、いずれも細工したドキュメントをメールを用いて送りつける限定的な標的型攻撃に悪用されたことが確認されているという。

「CVE-2017-0261」に関しては、「Windows GDI」において権限の昇格が生じる脆弱性「CVE-2017-0001」を組み合わせ、「SHIRIME」「NETWIRE」を感染させるために悪用された。同社では3月の月例セキュリティ更新「MS17-013」で「CVE-2017-0001」を修正しており、攻撃より保護されていたと説明する。

(Security NEXT - 2017/05/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「XenServer」「Citrix UniconOS」など3製品に脆弱性 - 修正版を公開
Adobe、アドバイザリ11件を公開 - 深刻な脆弱性にも対処
Atlassian製品や複数セキュリティ製品など、脆弱性5件の悪用に注意喚起 - 米CISA
「Chrome」にセキュリティアップデート - 前回更新から2日
「Drupal」に脆弱性 - 拡張モジュールとの組み合わせで深刻な影響も
SAP月例更新で新規アドバイザリ16件 - 4件が「クリティカル」
「Firefox 158」を公開、脆弱性77件を修正 - 延長サポート版も更新
「Zoom Workplace」などに脆弱性4件 - 最新版へ更新を
Palo Alto機器に搭載される「PAN-OS」に脆弱性 - 一部悪用を確認
Ciscoメールセキュリティ製品の添付ファイル処理に脆弱性 - すでに悪用も