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「Nessus」に複数のXSS脆弱性 - 修正版がリリース

Tenable Network Securityが提供する脆弱性スキャナの「Nessus」に複数の格納型クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が含まれていることがわかった。

認証されたユーザーによって、実行されるおそれがあるXSSの脆弱性「CVE-2017-5179」が明らかになったもの。リスクがないXSSの脆弱性について報告を受け、同社が調査を行った際に発見したという。

また脆弱性「CVE-2017-2122」についても対応した。悪用するには、ユーザー権限でログインする必要があるという。同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの米山俊嗣氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整した。

同社では、これら脆弱性を修正した「同6.9.3」をリリースしている。

(Security NEXT - 2017/05/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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