ウェブブラウザ「Vivaldi」のWindows版インストーラに脆弱性
Vivaldi Technologiesが開発するウェブブラウザ「Vivaldi」のWindows版インストーラに、意図しない実行ファイルを読み込む脆弱性が含まれていることが判明した。
インストーラの検索パスに問題があり、利用者の意図に反して特定の場所に保存された実行ファイルを読み込む脆弱性「CVE-2017-2156」が判明したもの。
同脆弱性は、セキュリティ・プロフェッショナルズ・ネットワークの吉田英二氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整した。
Vivaldi Technologiesでは、「同1.7.735.48」で脆弱性を修正。同脆弱性はインストーラのみ影響があり、インストール済みの環境に関しては影響を受けないという。
またデルタアップグレード機能にも同様の脆弱性が含まれていることが判明し、同社では「同1.8」で修正している。
(Security NEXT - 2017/04/25 )
ツイート
PR
関連記事
「Webmin」にループDoS攻撃受ける脆弱性 - 最新版に更新を
ロードバランサー「LoadMaster」にCVSS最高値の脆弱性
WP向け人気キャッシュプラグインに深刻な脆弱性 - 8月に続き再度修正
「Atlassian Confluence」の既知脆弱性狙う攻撃が6月より増加
ランサムウェア「RansomHub」が猛威 - 7カ月で200件超の被害
「One Identity Safeguard」に深刻な脆弱性 - 特定環境下で影響
ネットワーク監視ツール「Progress WhatsUp Gold」に深刻な脆弱性
JuniperのSIEM製品に多数脆弱性 - アップデートで解消
ビデオ会議の「Zoom」にアドバイザリ - 誤公開の可能性も
バックアップソフトなど複数のVeeam製品に深刻な脆弱性