Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NETGEARの設定管理ユーティリティに脆弱性 - アップデートが公開

NETGEARが提供する設定管理ツール「ProSAFE Plus Configuration Utility」に、意図せず設定を変更されるおそれがある脆弱性が判明した。

同製品は、NETGEAR製スイッチの設定変更や管理を行うために提供されているWindows向けソフトウェア。脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同製品には、アクセス制限不備の脆弱性「CVE-2017-2137」が存在。SOAPリクエストを受信すると、ログインした状態のスイッチにおける設定が意図せず変更されるおそれがある。

同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの諌山貴由氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。脆弱性を解消した「同2.4.3」がリリースされている。

(Security NEXT - 2017/04/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

WordPress向けプラグイン「InstaWP Connect」に脆弱性
Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ
「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開
Palo Alto Networksの「PAN-OS」にゼロデイ脆弱性 - パッチを準備中