誤送信防止システムの設定ミスでメールアドレスが流出 - 堺市
大阪府堺市は、関係者へ送信した4通のメールにおいて、メールアドレスが流出したことを明らかにした。4月より運用を開始したメール誤送信防止システムの設定ミスが原因だという。
同市によれば、4月10日よりメールの誤送信防止システムを運用開始したが、「BCC」に入力したメールアドレスを宛先に自動変換するよう誤って設定していたことから、誤送信が発生した。同日11時ごろミスに気付き、自動変換機能を停止したという。
変換機能を停止するまでの約2時間に4通のメールが送信され、いずれも受信者間でメールアドレスが閲覧できる状態となった。税理士と民間企業宛てに送信したメールのメールアドレス142件をはじめ、報道機関の9件、市審査会委員の16件、議員の52件、あわせて219件のメールアドレスが流出したという。
同市では、対象となる関係者に謝罪するとともに、誤送信したメールの削除を依頼。再発を防ぐため、システム要件や設定内容、テスト結果の確認を徹底したいとしている。
(Security NEXT - 2017/04/12 )
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