「Adobe Acrobat/Reader」に47件の脆弱性 - アップデートがリリース
Adobe Systemsは、「Adobe Acrobat」および「Adobe Reader」の深刻な脆弱性を解消するセキュリティアップデートを公開した。多数の脆弱性を解消したという。

今回のアップデートは、「Windows版」および「Mac版」において、あわせて47件の脆弱性へ対応したセキュリティアップデート。
重要度のレーティングは、3段階中もっとも高い「クリティカル(critical)」。脆弱性の悪用は確認されていない。
同アップデートを通じて、メモリ破壊やバッファオーバーフロー、解放したメモリへアクセスする「use after free」など、CVEベースであわせて47件の脆弱性を解消した。脆弱性が悪用された場合、システムの制御を奪われるおそれがある。
(Security NEXT - 2017/04/12 )
ツイート
PR
関連記事
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み