「Adobe Acrobat/Reader」に47件の脆弱性 - アップデートがリリース
Adobe Systemsは、「Adobe Acrobat」および「Adobe Reader」の深刻な脆弱性を解消するセキュリティアップデートを公開した。多数の脆弱性を解消したという。
![20170412_as_002.jpg](/images/1704/20170412_as_002.jpg)
今回のアップデートは、「Windows版」および「Mac版」において、あわせて47件の脆弱性へ対応したセキュリティアップデート。
重要度のレーティングは、3段階中もっとも高い「クリティカル(critical)」。脆弱性の悪用は確認されていない。
同アップデートを通じて、メモリ破壊やバッファオーバーフロー、解放したメモリへアクセスする「use after free」など、CVEベースであわせて47件の脆弱性を解消した。脆弱性が悪用された場合、システムの制御を奪われるおそれがある。
(Security NEXT - 2017/04/12 )
ツイート
PR
関連記事
「Tenable Identity Exposure」に脆弱性 - 2月の更新で修正済み
Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開
「BIND 9」の脆弱性、関連機関がアップデートを強く推奨
「Telerik Report Server」に深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「VMware ESXi」「vCenter Server」に脆弱性 - 修正パッチが公開
Oktaのウェブブラウザ向けプラグインにXSS脆弱性
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性6件を修正