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セキュリティコードなどクレカ情報が流出の可能性 - インテリア通販

家具やインテリアを取り扱うオンラインショップ「Re:CENO(リセノ)」が不正アクセスを受けたことがわかった。

同サイトを運営するFlavorによれば、顧客の個人情報が流出した可能性があることがクレジットカード決済会社からの指摘により11月16日に判明したという。

流出した可能性があるのは、2016年4月1日から同年11月14日にかけて同サイトでクレジットカード決済を利用した1万7085件のクレジットカード情報。クレジットカード番号や名義、有効期限、セキュリティコードが含まれる。決裁にクレジットカードを利用していない場合は影響を受けないとしている。

流出の可能性が判明後、カード決済を停止し、外部事業者が調査を進めていたが、最終的な報告書が1月18日に提出されたことを受け、事態を公表した。ウェブアプリケーションに脆弱性が存在し、不正アクセスを受けたのが原因だという。

同社では関連する顧客へメールで連絡を取っており、利用明細を確認して心当たりのない請求が行われていないか確認するよう注意を呼びかけている。

また同社は、カートシステムや決済システムへの変更、管理体制の強化、組織体制の再整備など再発防止に取り組むとしている。

(Security NEXT - 2017/02/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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