三重県総合文化センターに不正アクセス、一部サービスを停止
三重県総合文化センターが不正アクセスを受け、リバースプロクシサーバにマルウェアへ感染していたことがわかった。ウェブサイトの一部を停止している。
同センターを運営する三重県文化振興事業団によれば、同センターのウェブサーバを保護するために導入していたリバースプロキシサーバが2月9日に不正アクセスを受け、マルウェアに感染したという。問題のサーバをネットワークから遮断したうえで、原因究明と対策を進めている。
また同サーバを遮断した影響から、同センターのインターネット仮予約や空き状況照会など、複数のサービスが利用できない状況になっている。
さらに同月13日11時ごろ、同事業団が外部メールサーバの安全確認を行ったところ、メールサーバに対して攻撃を試みた痕跡を発見。メールサービスについても停止し、原因の調査を行っている。
今回の不正アクセスによるサイト改ざんや情報流出などの被害については否定している。
(Security NEXT - 2017/02/16 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
駿河屋サイトの改ざん、監視ツールの脆弱性経由 - 侵害検知以降にも流出
約9カ月にわたりサイト改ざん、約100記事に不正スクリプト - 京大
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
リサイクル着物の通販サイト、クレカ情報流出のおそれ
岐阜県の結婚支援サイトが改ざん - 個人情報流出は否定
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
オーガニック食品の通販サイトで個人情報流出の可能性
作業服通販サイトに不正アクセス - 2024年に判明、新サイトへ移行
F5にサイバー攻撃 - 未公開の脆弱性含む機器関連情報が流出
