Adobe、電子書籍ビューワのアップデートを公開 - 脆弱性9件を修正
Adobe Systemsは、電子書籍の閲覧、管理ソフト「Adobe Digital Editions」のセキュリティアップデートを公開した。

9件の脆弱性を解消したAdobe Systems
「Windows」「Mac OS、および「Android」向けに同ソフトのアップデートとなる「同4.5.4」をリリースしたもの。同バージョン以前に含まれるあわせて9件の脆弱性を修正した。
修正には深刻なバッファオーバーフローの脆弱性が含まれており、悪用された場合、システムの制御を奪われるおそれがあるという。またメモリリークが生じる問題なども解消した。
悪用は確認されておらず、同社では適用優先度を3段階中もっとも低い「3」にレーティング。任意のタイミングでアップデートするようアナウンスしている。
今回アップデートで修正した脆弱性は以下のとおり。
CVE-2017-2973
CVE-2017-2974
CVE-2017-2975
CVE-2017-2976
CVE-2017-2977
CVE-2017-2978
CVE-2017-2979
CVE-2017-2980
CVE-2017-2981
(Security NEXT - 2017/02/15 )
ツイート
PR
関連記事
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応