Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ローン申込者の審査情報を誤って同意なく保証会社へ送信 - イオン銀

イオン銀行は、カードローンの一部申込者の個人情報を、事前に同意を得ていない提携保証会社へ送信していたことを明らかにした。

同行によれば、「カードローンBIG」を申し込んだ顧客の個人情報を、事務手続きの不備により、事前に了承を得ていない提携保証会社に送信していたことが判明したもの。

対象となるのは、2015年6月から2017年1月までに、イオンカードセレクトと「カードローンBIG」を同時に申し込んだ顧客と、2014年3月以前の旧書式を使用して2015年6月以降に申し込んだ顧客。

いずれも所定の事務処理が行われず、本来送信する提携保証会社1社にくわえ、同意を得ていない別の提携保証会社にも審査に必要な個人情報を送信していた。

同行では判明後に不備を解消しており、1月23日以降は発生していないとしている。また誤送信先となった提携保証会社とは守秘義務契約を締結しているという。

(Security NEXT - 2017/02/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

県立校でメール誤送信、メアド入力やPW設定でミス重なる - 新潟県
委託先海外駐在員が業務用PCとスマホを盗まれる - 宮城県
ボランティアの個人情報をメールに誤添付 - 神奈川県
複数の歴史公文書が所在不明、不要文書と一緒に廃棄か - 大阪市
情報公開文書に個人情報、マスキングの変換処理漏れで - 宇部市
ランサム被害の保険見直し本舗、個人情報流出の可能性
小学校児童の個人情報カード1クラス分が所在不明 - 新潟市
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入