三菱東京UFJ銀のAndroid向けネットバンキングアプリにPOODLEの脆弱性
三菱東京UFJ銀行が、Android端末向けに提供しているオンラインバンキング用アプリに、脆弱な暗号プロトコル「SSL 3.0」で通信するおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同行アプリ「三菱東京UFJ銀行」に、SSL/TLSのダウングレード攻撃が可能となるPOODLEの脆弱性「CVE-2016-7812」が含まれていることが判明したもの。
同脆弱性は、「同5.3.1」や「同5.2.2」および以前のバージョンに存在。脆弱性が悪用されると暗号化プロトコルを「SSL 3.0」へとダウングレードし、通信内容が漏洩するおそれがある。
今回の脆弱性は、吉田麗生氏がJPCERTコーディネーションセンターへ報告し、同センターが調整を実施。同行では、脆弱性を解消した「同5.3.2」をリリースしている。
(Security NEXT - 2016/12/06 )
ツイート
PR
関連記事
「Firefox」に複数脆弱性、アップデート公開 - 「クリティカル」との評価も
Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害
「PHP」に複数脆弱性 - 修正版「同8.5.1」など公開
WatchGuard製UTM「Firebox」のVPN脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
