患者の個人情報含む論文を誤って投稿、閲覧可能に - 杏林大
杏林大学の医師が、米国のオンライン学術誌に投稿した論文に、個人を特定できないよう処理が行われていない患者の個人情報を誤って添付していたことがわかった。投稿先のサイト上で一時公開されたという。
同大によれば、医学部付属病院呼吸器内科の医師が、米国のオンライン学術誌「PLOS ONE」に投稿した論文において、患者の個人情報を添付したもの。患者158人の氏名や住所、性別、年齢、病名、検査結果、治療内容などが含まれる。
10月24日に論文が日本語の原文で掲載され、投稿した医師が28日に個人情報の掲載に気付いた。学術誌の編集部に個人情報の削除を依頼したが連絡が取れず、個人情報が削除された11月8日まで、16日間にわたり、サイト上で閲覧できる状態だった。
同医師は、論文に添付するデータについて個人を特定できないよう処理したが、処理前のデータも同じ文書ファイルに含まれた状態で誤って投稿してしてしまったという。また論文の点検をした指導教授もデータの誤添付を見落とした。
同院では対象となる患者に謝罪の書面を送付したとしている。
(Security NEXT - 2016/11/09 )
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