Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Apple、「macOS Sierra 10.12.1」を公開 - 脆弱性15件を解消

Appleは、同社コンピュータ向けの最新OSとなる「macOS Sierra 10.12.1」を公開した。15件の脆弱性を修正している。

同アップデートでは、システムブートに関する脆弱性「CVE-2016-4669」をはじめ、FaceTime、画像やフォントの処理、プロキシー機能、複数のライブラリなど、あわせて15件の脆弱性へ対処した。

また同アップデートには、同日公開した同社のブラウザ最新版「Safari 10.0.1」が含まれており、上記とは別に3件の脆弱性が解消されている。

今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2016-4635
CVE-2016-4660
CVE-2016-4661
CVE-2016-4662
CVE-2016-4663
CVE-2016-4667
CVE-2016-4669
CVE-2016-4671
CVE-2016-4673
CVE-2016-4674
CVE-2016-4675
CVE-2016-4678
CVE-2016-4679
CVE-2016-4682
CVE-2016-7579

以下は、Safariに関する脆弱性

CVE-2016-4613
CVE-2016-4666
CVE-2016-4677

(Security NEXT - 2016/10/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み