Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

米Yahoo!で約5億件のアカウント情報が漏洩 - 背後で国家が関与か

米Yahoo!は、少なくとも5億件のアカウント情報が窃取されたことを明らかにした。攻撃者の背後に国家が関与しているとの見方をしている。

20160923_ya_001.jpg
アカウントの漏洩を公表したYahoo!

同社の調査では、2014年後半に同社ネットワークより少なくとも5億件のアカウント情報が摂取されたと見られるという。盗まれたデータには、氏名やメールアドレスをはじめ、電話番号生年月日、ハッシュ化されたパスワードが含まれる。

さらに一部には、パスワードの再発行などに用いるいわゆる「秘密の質問」や「回答」が含まれている場合があり、暗号化されていないケースもあった。

同社は今回の漏洩について、国家より支援を受けている攻撃者が関与していると見ており、当局と協力しつつ調査を進めている。漏洩の時期は2014年後半としており、現時点で攻撃者がネットワークに侵入していることを示す形跡は確認していない。

同社では、関連する利用者に通知するとともに、関連するアカウントを保護する措置を実施。2014年以降、パスワードを変更していない利用者へパスワードの変更を促した。

また今回漏洩が判明したアカウントと同様や類似した情報を用いている他オンラインサービスのアカウントについても、不審な行動がないか確認し、パスワードや秘密の質問について変更するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/09/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Emotet」に感染、個人情報流出の可能性 - 群馬県社会福祉協議会
「Emotet」感染で大量のなりすましメールが送信 - 理研香料
VPNアカウント流出、内部侵入は否定 - 平田機工
テレワーク環境でマルウェア感染、社内に拡大 - 三菱重工
メルアカに不正アクセス、関係者へフィッシングメール - LINK-J
通販サイト「ショップチャンネル」にPWリスト攻撃
委託先が顧客データのバックアップを誤って公開設定 - ヘルスケア事業者
任天堂で不正ログイン、30万件に影響 - 不正取引は1%未満
アイ・オーNAS管理サービスへの不正アクセス、複数サーバに痕跡
「お名前.com」管理ツールに脆弱性、顧客2件で不正アクセス