Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Drupal」に複数の脆弱性 - アップデートがリリース

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「Drupal」に深刻な脆弱性が含まれていることが判明した。開発チームでは、脆弱性を修正した最新版へ早急にアップデートするようアナウンスしている。

「Drupal 8.x」において深刻な脆弱性を含む3件の脆弱性が確認されたもの。クロスサイトスクリプティングの脆弱性や、管理者権限がないユーザーによって設定をダウンロードされるおそれがある脆弱性は、「クリティカル(critical)」にレーティングされている。

開発チームでは、これら脆弱性を修正した「Drupal 8.1.10」を用意。修正内容を確認した上で早急にアップデートを実施するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/09/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
「PowerCMS」に6件の脆弱性 - 修正版が公開
「SUSE Manager」にRCE脆弱性、アップデートで修正 - PoCは公開済み
Pythonの「tarfile」モジュールにサービス拒否の脆弱性
「iOS/iPadOS 18.6」で複数脆弱性を修正 - KEV掲載済みの脆弱性も
「oauth2-proxy」に認証バイパスの脆弱性 - アップデートで修正
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件