JSSEC、Androidアプリセキュアコーディングガイドを改訂
日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)は、「Androidアプリのセキュア設計・セキュアコーディングガイド2016年9月1日版」を公開した。同協会のウェブサイトよりダウンロードすることができる。
同ガイドは、Androidアプリを設計、開発するためのノウハウをまとめた資料。脆弱性を作り込まないためのポイントや、Androidに用意されたセキュリティ機能などを解説しているほか、サンプルコードなども提供している。2012年6月に初版を公開しており、その後も改訂を重ねている。
今回の改訂では、Google Play開発者サービスを活用した「Open SSL」や「Security Provider」の脆弱性対策や、「HTTPリクエストヘッダ」設定時やピンニングによる検証などにおいて注意するポイントなどを収録した。
(Security NEXT - 2016/09/12 )
ツイート
PR
関連記事
Apple製品の脆弱性に攻撃 - 2〜3月に修正済みも情報公開は6月
インフラアクセス制御基盤「Teleport」に認証回避の脆弱性
XML処理ライブラリ「libxml2」に複数の脆弱性
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意