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IPA、アジア7カ国で「アジア共通統一試験」の普及キャンペーン

情報処理推進機構(IPA)は、アジア7カ国における情報処理技術者試験「アジア共通統一試験」の普及キャンペーンを9月より実施する。

アジア圏におけるIT人材の育成と活用を目的に、2005年に設立された「IT Professionals Examination Council(ITPEC)」では、日本の情報処理技術者試験をベースにした「アジア共通統一試験」を実施し、これまで5万7757人が受験し、1万736人が合格している。

日本における「基本情報技術者試験」や「応用情報技術者試験」「ITパスポート試験」相当の内容となっており、日本と共通の尺度で技術者を評価できる。

同機構では、同試験の受験者数の増加を目的とした普及キャンペーンを9月から2018年6月30日まで実施。対象はITPECに加盟しているフィリピン、タイ、ベトナム、ミャンマー、マレーシア、モンゴル、バングラデシュのアジア7カ国。

各国でサンリオの人気キャラクター「ハローキティ」をモチーフにしたクリアフォルダを受験者に配布するほか、ハローキティをあしらったポスターやチラシ、ウェブサイトなどが制作される予定としている。

(Security NEXT - 2016/08/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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