Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Zmodo製ネットカメラなどに脆弱性 - telnetでアクセスされるおそれ

Zmodo製のネットワークカメラやネットワーク対応ビデオレコーダにパスワードがハードコードされていることがわかった。telnetによるアクセスが可能となっており、セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

20160817__zm_001.jpg
Zmodeのウェブサイト。脆弱性の対策方法などはアナウンスされていない模様だ

Zmodoのネットワークカメラ「ZP-IBH-13W」やネットワーク対応ビデオレコーダ「ZP-NE14-S」にパスワードがハードコードされている脆弱性「CVE-2016-5081」が存在。さらにネットワークカメラに関しては、telnetにより外部から接続が可能で、同機能を無効化するといった対策も講じることができないという。

くわえて強いシグナルを発信する暗号化を行っていないWi-Fiに、利用者の意図に反して接続してしまうおそれがある脆弱性「CVE-2016-5650」が判明している。

セキュリティ機関では、いずれの脆弱性についても対策方法の情報は得られておらず、セキュリティ機関では注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/08/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Ivantiの複数製品に深刻な脆弱性 - 早急なパッチ適用を強く推奨
Atlassian、3月の月例アドバイザリを公開 - 脆弱性24件に対応
「Firefox 124」が公開、「クリティカル」含む脆弱性12件を修正
WordPress向け求人プラグインに脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性4件を解消
「WebAssembly」のランタイム「Wasmi」に脆弱性
「GarageBand」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を修正
「JSONata」にプロトライプ汚染の脆弱性 - アップデートにて修正