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コンテンツ管理製品「Adobe Experience Manager」に4件の脆弱性

Adobe Systemsは、コンテンツ管理ソリューション「Adobe Experience Manager」における複数の脆弱性を修正するホットフィクスを公開した。

今回公開したホットフィクスは、クロスサイトスクリプティング(XSS)や情報漏洩など、CVEベースで4件の脆弱性に対処したもの。深刻度はいずれも4段階中2番目の「重要」としている。「Windows」「Mac OS X」「UNIX」「Linux」が影響を受けるという。

同社では、優先度を3段階中2番目の「2」にレーティング。「同6.2」「同6.1」「同6.0」「同5.6.1」へ、脆弱性に対応するホットフィクスを用意し、オンプレミス版のユーザーへアップデートを呼びかけている。

修正した脆弱性は以下のとおり。

CVE-2016-4168
CVE-2016-4169
CVE-2016-4170
CVE-2016-4253

(Security NEXT - 2016/08/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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