Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日テレ、不正アクセスによる情報漏洩で調査報告 - 利用ソフトの開発に落ち度、委託先運用体制にも問題

日本テレビは、4月20日に不正アクセスを受け、視聴者の個人情報が漏洩した問題で、内部調査を実施し、結果を公表した。

原因究明や責任の所在、再発防止策などを調査検討したもの。同社や委託先であるフォアキャスト・コミュニケーションズについて、インタビューやログ、ドキュメント、実地などによる調査を行い、報告書として取りまとめた。

20160715_nt_001.jpg
不正アクセスが発生した当日の経緯。以降の経緯についても明らかにしている(表:日テレ)

問題の不正アクセスは、4月20日13時ごろより、同サイトで導入していたMovable Type用のプラグイン「ケータイキット」に対して、「OSコマンドインジェクション」のゼロデイ攻撃が行われたもの。番組の視聴者参加イベントの応募者情報など、のべ42万8138件が漏洩した。

(Security NEXT - 2016/07/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

個情委、人事労務サービスのMKシステムに行政指導 - 報告は3000件超
学生服通販サイトの旧サイトに不正アクセス - クレカ情報流出の可能性
なかほら牧場の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
ヘアケアツール通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
鹿児島農産品の通販サイトで個人情報流出の可能性 - クレカや認証情報も
求職情報サイトが侵害、CMSプラグインの脆弱性突かれる - 日刊工業新聞
健康食品通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
メルマガ登録者情報が流出、犯行声明メールも - 大阪の楽団
千葉県青少年自然の家に不正アクセス - 2021年の脆弱性が未修正
ワイン通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性