Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「ManageEngine Password Manager Pro」に複数の脆弱性

Zohoの特権ID管理製品「ManageEngine Password Manager Pro」に脆弱性が含まれていることがわかった。修正版が公開されている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同製品にクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性「CVE-2016-1161」が含まれていることが判明したもの。ログインした状態で悪意あるページを訪れると、ユーザーアカウントの追加や削除が行われるおそれがあるという。

同社では脆弱性を修正した「同8.5(Build 8500)」をリリース。同脆弱性以外にも、クロスサイトスクリプティング(XSS)の修正も含まれるという。

(Security NEXT - 2016/07/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

JSライブラリ「React」に深刻なRCE脆弱性 - 早急に対応を
ウェブアプリフレームワーク「Django」に複数脆弱性 - アップデートが公開
「Next.js」にセキュリティアップデート - 「React」脆弱性が影響
米セキュリティ機関、「ScadaBR」既知脆弱性の悪用に警告
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害
「Android Framework」のゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 米当局
「Unbound」のDNSキャッシュ汚染脆弱性 - 追加対策版が公開
「Android」に月例パッチ、脆弱性107件に対応 - 2件ですでに悪用も
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
マルウェア対策製品「Avast Antivirus」に権限昇格の脆弱性